倉下忠憲氏の『EVERNOTE「超」知的生産術』を読んで

@rashita2さんのEVERNOTE「超」知的生産術を読みました。先行販売で手に入れていたのですがレビューを書くまでにずいぶんかかり一般販売の時期になってしまいました。…言い訳はこのくらいで早速はじめたいと思います。

はじめに

本屋でこの本を見たときタイトルからEvernoteの本であることはわかったものの、前書である『Evernote超仕事術』に比べてEvernoteから遠ざかっているような感じがして「読んで新しい知識を得られるだろうか?」なんて思っていました。しかし、読んだ後にそんな思いはどこ吹く風でした。私がEvernoteを利用するにあたって使い方を改めざるを得ない内容が書かれていたのです。
この本に出会うまで私のEvernoteの使い方は誠に拙いものでした。
せっかく、情報を集めた割にはいつも「全ノートブック」から必要なものを検索…
これではアウトプットの機会に恵まれたとしてもアウトプット以前に見返すことすら危ぶまれると言ってもいいでしょう
今まで情報を取り込み過ぎて情報の活用がなっていなかったと思いましたし、たとえ情報がたくさん入っていても必要なものを必要なタイミングで取り出し、利用出来る仕組みを作っておけばよいのです。

読書メモまとめ

読んでみて「( ^ω^)おっ」と思った箇所を抜き出してみました。更に大事だと思ったものには少しコメントをつけています。

P84 増えれば増えるほど探しにくくなる紙の資料は、スキャニングの手間はかかるものの、整理の面ではデジタル化してしまうのが手っ取り早い
Evernote利用時から私も徹底して行っています。

P106 再び同じ構想に巡り会うことは困難
くだらないものもたくさんありますが、思いついたことが次の瞬間、思い出せなくなってしまう経験はなんとも言えないほど悔しいものです。思いついたらすぐメモを取れる備えを少しずつですが実践しています。

P99 Evernoteはデジタルとアナログの共存
いままでは無理やりノート、メモをデジタルで遺そうとしていました。しかし、デジタルとアナログを一元化できるのがEvernoteの魅力じゃないかと気づきました。携帯電話でメモを取りづらい状況でもメモを取れるようにメモ帳を携帯するようにしています。ページ数が多いものでなければケータイやスマートフォンのカメラでもキレイに取り込めるとわかって、これも実践中です。

P169 ゆるやかな分類 & P181 「タグ」にはファーストインプレッションを登録する

  • 主観でつける
  • 平等なタグ付けは必要無い
  • 使うことを目的とした整理
  • 記事を思い出す必要のある最小限のタグ付け

ブロガーの方がノートブックやタグを公開される企画がたまにあります。
私もそれに沿って分類した結果、利便性が下がった経験があります。
私という人間に他の誰もがなれないことと同じように私のノートブックが他の人にとって便利なものになるとは限りません。
使うなということではありません。それらを自分流に昇華させてゆくことが大事。
自分にとって便利なものであればそれでいいのですから。
私も自分なりの分類法を改めて考えてみたいとも思いました。

P175 状態の管理
「あとで読む」ノート

P187 情報をきれいに整理することが目的ではない

初めて知ったサービス・TIPS

Googleアラート
まだ使い始めたばかりですがなかなか面白そうなサービスです。1日1回メールでまとめたものを配信してくれるのがいいですね。もちろんEvernote行きです。

おわりに

2回目以降読むと上記の項目がより増えることは間違いありませんが、大事なのはアウトプットを見据えたEvernoteの使い方を考えることです。使おうと思って情報を集めるとその集め方も変わるものです。そしてそれはアナタに合った情報の収集術になっているはずです。
この読書レビューもアウトプットの機会の一つと考えたので拙い文章ではありますが載せることにしました。
今後もアウトプットまで考えた使い方を自分にあった方法で模索していこうと思います。
また、このレビューを書くときに自分のEvernoteに「知的生産」で検索をかけたところ
「知的生産の技術」とEvernote – 記者の眼:ITpro
という書評が出てきました。この本にも梅棹忠夫氏の「知的生産の技術」(岩波新書)という名前が至るところに登場しており、近いうちに読んでみようと思います。