今回は私が使っているHTMLエディタ&テキストエディタを紹介します。先ごろ行ったブログテーマ自作もこのエディタで仕上げました。
厳密にはHTMLだけではないのですが今回はHTMLエディタとしての紹介。
実はこのエディタ、一度は敬遠して他のエディタに乗り換えたこともあったのですが、この度またこのエディタを使ってみたところ、やっぱり便利だなと思ったので今回サクッと紹介してみるかなと。
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TextWranglerの特徴(の一部)
これが特徴の全部とは言いませんが、私が使っている中で「これは特徴だな」と思ったものを。
- Mac専用
- タブブラウジング可能なテキストエディタ
- タグごとに畳んだり開いたりできるので見やすい!
- さまざまな初期設定がメンドクサイ
- FTPサーバのファイル編集もできる
- お値段無料!
一長一短といいますか、良い特徴もあれば「ちょっとこれは…」という特徴もあります。
タブブラウジング可能なテキストエディタ
TextWranglerで私がテーマファイルに使っているphpファイルを全部開いてみました。
普通のテキストエディタ(例えば純正のテキストエディット)なら
このように複数のウィンドウが乱立するのですが、TextWranglerの場合、
このようにサイドバーのタブ表示でファイルがまとまるため、ひとつのウィンドウでおさまります。
もちろん複数のファイルを並べて使いたい場合もあるでしょうから、
このように右クリックで「新規ウィンドウで開く」というメニューも用意されています。
私は別に「Emacs」というテキストエディタで「タブブラウジング可能なカスタマイズ」を行なっているのでそれほど特筆した特徴とも言えないかもですが。
追記(2012/03/03 18:58)
新しく入れなおして少し使ってたら、同じウィンドウでファイルを開くには少し設定が必要だったようです。なので設定方法を追記します。
同じウィンドウでファイルを開くための設定方法
設定の「Documents & Drawer」の「New & opened documents」で「Open in the front window」にチェックを入れます。
(追記ココまで)
タグごとに畳んだり開いたりできるので見やすい!
私はちょっと前まで「CotEditor」というテキストエディタを使っておりました。このエディタもシンプルでなかなか使いやすかったのですが、「TextWrangler」がかなりオススメな理由のひとつがココ。
これは私のテーマファイルの一部です。ここに「<nav id=”social_box”>」というタグがあります。このタグの横にある「▼」マークをクリックすると、
このタグの中身が折りたたまれます。
編集する箇所は一部なのでこのように見る必要のない部分を折りたたむことによって、スクロールする必要がなくなり、ファイル編集がやりやすくなります。
英語なのでさまざまな初期設定がメンドクサイ
これはどっちかというと不満点なのですが、英語であるせいか「行番号表示」などの設定がわかりにくいです。
もっと言うと英語関係なく設定のメニューが見づらい。
ググれば設定方法はけっこう出てますが、いちおう私が行った設定を載せておきます。
行番号表示
行番号表示くらいデフォルトでオンになっていてもいいはずなのですが初期ではオフになっています。
設定の「Text Status Display」の「Show line numbers」にチェックを入れると行番号表示です。
FTPサーバのファイル編集もできる
あまり使ってなかったのですが、FTPサーバ内にファイルを作成したり、FTPサーバ内のファイルを編集することができます。
設定方法
メニュー「File」の「Open from FTP/SFTP Server」を開きます。
「Connect」よりサーバ名、ユーザ名、パスワードを入力するとサーバに接続できます。
よく使うフォルダには「Add Bookmark」で名前をつけておくと次からの接続が簡単になります。
ブログのテーマをちょこっといじるには良さそうです。
お値段無料!
他にも便利な機能がたくさんあるみたいです。
フリーのテキストエディタはごまんとありますが、これだけ機能がそろってて、無料なら一度は使ってみる価値アリかなと。
今回、@webcreatorboxさんの記事に感化されたので、構成などをさっくりとマネてみました。
マネから学ぶのもたまにはいいな。
でもちょっと「Coda」欲しくなってきたな。しかし、値段がなぁ…
DreamweaverからCodaに変えました | Webクリエイターボックス |
以上、TextWranglerの紹介でした。「馴染むエディタがなかなか無いなぁ」という方は試してみるといいですよ。
TextWrangler 3.5.3
価格: 無料 (記事公開時)
カテゴリ: 開発ツール