どうも、会津在住の@knk_nです。
今日早朝ラン中に鶴ヶ城公園内を通ったらこんなものを見かけました。
来年放送予定のNHK大河ドラマ「八重の桜」の舞台が会津であることや、主人公「新島八重」が会津の人であることが関係あるようです。
そういえばこの前早朝に鶴ヶ城へ行ったら撮影やってましたね。(大河じゃないかもですが)
地元民でないためこうした関心は薄くなりがちですが、こういうものをネタとして喰うのもブロガーの使命と思いまして本日行って参りました。
近くに住む人間としてはちょっとした役得ですね。
項目別に読む
「新島八重」と「八重の桜」
新島 八重(にいじま やえ、弘化2年11月3日(1845年12月1日) – 昭和7年(1932年)6月14日)は、幕末から昭和初期の日本女性。同志社創立者の新島襄の妻として知られる。旧姓は「山本」。一部の手紙などでは「八重子」と署名してあることから、史料によっては「新島八重子」と書かれる場合もある。
悪妻、烈婦、元祖ハンサムウーマンなどと呼ばれる[1]ほど明治の時代にあってエネルギッシュに生き、皇族以外の女性としてはじめて政府より叙勲を受けた先進的な女性である[1]。
via: 新島八重 – Wikipedia
ネタバレ要素を多分に含むので詳しくは割愛しますが、「新島八重」は幕末に会津藩で活躍した女性です。
「幕末 会津藩」となればカンの良い方はわかるかもしれません。
この人の一生を描く2013年NHK大河ドラマ「八重の桜」は「幕末」、それも「戊辰戦争」前後の時代のお話ということになるでしょう。
このドラマの企画が持ち上がった背景を見ると、一説には東日本大震災による東北復興支援の一端とも言われているようですね。なるほどなるほど。
企画展「守護職拝命150年と新島八重」
今年2012年の9月24日は、会津藩9代藩主だった松平容保公が京都守護職を拝命した1862年の同日からちょうど50年を迎える。
京都守護職というのは江戸末期、尊皇攘夷で激動の中にあった京の都の治安維持のために新たに加わった幕府の役職…らしい。詳しくは割愛
その直近記念と、来年の大河ドラマ放送を記念して行われている企画展である。
が、ぶっちゃけると新島八重成分のほうが多分に強い。
もともと鶴ヶ城内は会津のざっくりした歴史とともに戊辰戦争前後についてのパネル展示が行われている。(初めて会津に来た日に見に行きました)
今回そこに新島八重分が加わった感じ。
そして鶴ヶ城へ
今朝も来た鶴ヶ城だが、なんか人がいっぱい。観光バスもいっぱい。(普段はこんなにいない)
そうだ今日は休日だった。うかつだった。
相変わらず、お美しいお姿で。(朝も見たけど)
この美しい城を眺めつつそこらのベンチで一記事つらつら。
[K] [会津若松]今さらながら「めでたいや」で背脂たっぷりの「つぶつぶ中華そば」を食べてきた |
思ったより手こずった(電波状態的な意味で)
そして城内へ
一記事書いたところでいよいよ中へ。
会津若松観光PRキャラクターのお城ボくん(会津若松駅では見たことあるけどここでは初めて)や
このように武装した方がお出迎え。カッケー
拝観料金は大人500円。小人150円。
この企画展期間内に鶴ヶ城へ入城した先着一万名様にはこの「鶴ヶ城」オリジナル箸がプレゼントされます。
今日が開始二日目だったからでしょうか。私も貰えました。
そして中へと進むわけですが、館内は撮影禁止のため館内の写真はありません。ご了承ください。
パンフレットの展示概要を少し載せておきます。(画像クリックで大きくなります)
幕末のパネルなんかけっこう小難しいので、流れをざっくりとでも知っていないとあまり楽しめないかも。(旦那さんが奥さんに細々説明しているご夫婦もお見かけしました。)
五層の天守は唯一撮影が許可されています。36.5メートルからの眺めはなかなかのもの。四年ぶりに昇ってもやっぱり素晴らしい。
今日が晴れていて本当によかった。
残念なのは写真ではこの素晴らしさが伝わらないことだろうか。
年甲斐もなく記念スタンプなんぞも。
売店へ行けば
売店へ行くと四年前にはなかったものが
出た。マスコットキャラクター。名前は「八重たん」というらしい。
新島八重のデフォルメキャラのようだ。
ただ、こういうのも見たことがあるんだよな。(ちなみにこっちは「やえちゃん」。)
と、ちょっと調べてみたところ
- 「やえちゃん」は「会津のいいとこ伝え隊」の応援キャラクター
- 「八重たん」は「新島八重」のマスコットキャラクター
という括りらしい。
出典元は同じっぽいが別キャラらしい。うーむ、わからん。
関連: やえちゃん電車デビュー(^o^)丿 – 会津鶴ヶ城会館ブログ
関連: 福島県の新島八重マスコットキャラクターの愛称決定!![2012-03-30 11:21] ( ニュース&トピックス ) – 「福島の旅」 ( うつくしま観光プロモーション推進機構 )
わからないけど八重たんのお菓子は買わせていただきました。
紙芝居 新島八重物語もやってた
新島八重の生涯をざっくり紹介する紙芝居なんかもやっています。
内容ももちろんのこと弁士の方の上手さにとても楽しめました。
「こうした紙芝居もなかなか見られない時代になってきたな」としみじみ←そういう時代を全く知らない人。
紙芝居を見学すると、
このような小冊子が貰えます。中身は紙芝居であった内容を漫画化した感じ。
まとめ
午後イチで行ったのですがゆっくりまわったこともあり二回目にしては時間的にも内容的にもかなり楽しめました。
子どもからお年寄りまでたくさんの方が見に来ていました。
入り口にいた係員の方にお聞きしたところ今日一日私が帰る夕方ごろまでに4000~5000人くらいの人が企画展を見にいらしたそうです。
この企画展は今年9/14から11/4まで鶴ヶ城天守内で行われます。お近くにいらした際はぜひ行ってみてください。
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参考: 会津若松市観光公社|鶴ヶ城 会津若松城 御薬園 松平家廟所| 新島八重 関連展示・イベント
次週に迫る会津まつり
来週は毎年恒例の会津まつりが開催されます。(なぜ公式でPDFとかが用意されていないのか不思議でしょうがない)
大河とのあれこれもあるでしょうし、今週末にも増して更に多くの人が会津に来ることでしょう。
去年までは「ヒトガオオイシメンドクサイ」なんて思っていましたが、今年は私も時間の許す限りで見に行ってみようかと思っています。
もし行ったらまたここで報告でもしようかな。ではまた。
関連: My 会津の桜写真2012春